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『うぅ』としか鳴けない
第10章 灯子 第三章
『灯子の気持ちを教えてくれないか?』

『愛しています。』

消え入るような、か細い声で、でも、ハッキリと返答した。

『ありがとう、灯子。親御さんの所に行かなくてはね。』

『きっと許されないわ…両親共、御主人様を非難するわ…私達、引き裂かれてしまう……』

灯子は大粒の涙をポロポロと零し、顔を覆って泣き出してしまった。

『そうだね。きっと僕は非難され、屋敷にすら入れてもらえないだろう。でも、僕は灯子の親御さんに感謝している。灯子をこの世に誕生させてくれたのだからね!まあ、お前にやるために生まれてきたんじゃない!って、けんもほろろにされるだろうがね。』

『御主人様、私、手紙を書きます。それから両親の所に行って参ります。』

『そうか、そうだね。慌てて行っては失礼というものだ。』



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