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『うぅ』としか鳴けない
第11章 慟哭
『お父様はお出かけかしら?』

『総会で、明後日の夕方まで帰っては来ないわ。』

『そう…。お元気なのね?』

『灯子が家を出てしばらくは、かなり精神的に不安定でいらしたけど、今はあなたの知るお父様そのままよ。』

『お父様もお母様もお元気で良かったわ。』

『ご飯!何がいいかしら、お腹すいてるわよね?お寿司がいいかしら?それとも…』

『お母様、私は大丈夫よ。お母様も召し上がったのでしょう?』

『では、ココアでもいかが?』

『ええ、いただくわ。』

『お母様…今日、私が来たのは、お話したいことがあったからなの。』

『話?』

『そう。でも、きっとうまく話せない…だから、お手紙を書いたの。どうして家を出たかっていうことから今日までのことをね。』

『…そ、う…なの…』

灯子は、母親に手紙を渡し、自分の部屋へと、席を外した。




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