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『うぅ』としか鳴けない
第13章 結婚への道のり
猛烈に多忙をきわめ、会話もままならなくなっていた。
そんな中でも、主は、仕事の合間を縫って、メールや電話をくれた。
たわいもないことを一行二行。あるいは1〜2分。
そして、灯子は気づいてはいなかったが、主のSM観も変わっていったのである。
時は走るように過ぎ、明日は、芝崎家での食事会。
『灯子、出来たよ。』
『はい?』
着物だった。
『御主人様…』
『これなら、見えないはずだ。後ろ、襟足か?そこは、ぎりぎりだから、気をつけて、着付けてもらえばいい。』
『素敵…』
主も、照れ臭そうではあったが、満足げだ。
『胸を張って、二人で行こう!』
『はい、御主人様。』
『明日は、琢磨だ。』
『ええ、琢磨さん(笑)』
そんな中でも、主は、仕事の合間を縫って、メールや電話をくれた。
たわいもないことを一行二行。あるいは1〜2分。
そして、灯子は気づいてはいなかったが、主のSM観も変わっていったのである。
時は走るように過ぎ、明日は、芝崎家での食事会。
『灯子、出来たよ。』
『はい?』
着物だった。
『御主人様…』
『これなら、見えないはずだ。後ろ、襟足か?そこは、ぎりぎりだから、気をつけて、着付けてもらえばいい。』
『素敵…』
主も、照れ臭そうではあったが、満足げだ。
『胸を張って、二人で行こう!』
『はい、御主人様。』
『明日は、琢磨だ。』
『ええ、琢磨さん(笑)』