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『うぅ』としか鳴けない
第18章 結婚への道のり〜ふたり〜
二股鞭を使って、拷問のようなスパンキングはもうしない。

主は、パドルを手にしていた。

「バシッ!」

『うぅぅっ!』

「バシッ!バシッ!」

『ああっ!んーっ!あうっ、あうっ!』

灯子はのけ反り呻いている。苦悶に充ちたその顔は、悦にいっているようでもある。

灯子の苦悶は、パドルの痛みではない。施した錘とアナルの振動によるもの。

灯子の望みを叶えた主だったが、スパンキングは形だけのもの。

主は、支配する心より、愛する心が強く、Mの灯子に、Sの主が支配されているような錯覚すら感じていた。

灯子が陶酔していく過程で、主はひとつずつ、陰部の錘を外していった。




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