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『うぅ』としか鳴けない
第18章 結婚への道のり〜ふたり〜
「主による行為」

それだけで、灯子は陶酔する……
例え、錘が外されても、鞭がパドルに代わっても、気持ちが、主と繋がっているからこそ、身に受ける強い刺激が無くても、精神的被虐感が灯子を悦ばせるのだろう。


主は思った。
「今までの拷問とも言える調教は何だったのだろう?
今の灯子は、今までの灯子より遥かに妖艶で淫らだ。

心が通じ合い、気持ちが繋がることで、こんなにも被虐感に鳴き、悶え、艶やかに躯を泳がせることができるなんて!

もう、悪戯に灯子を傷付けたりはしない。

これこそ、俺のSMなんだ!」 と。



主は、アナルバイブを外した。乳首に下がった錘も外した。そして、パドルも投げ捨てた。



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