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『うぅ』としか鳴けない
第18章 結婚への道のり〜ふたり〜
深く深く、身も心も繋がった主と灯子……

これまでのセックスにない感覚と感動が支配する、幻想的なエクスタシーを二人は迎えたのだった。


『灯子…』

『はい、御主人様。』

『俺は初めて人間らしい営みをした感じだよ…』

『灯子も、とても不思議な感覚でした…暖かい春の陽射しに包まれているような…』


そのまま、どちらからともなく、眠りに落ちていった………





夕べの不思議な感覚のせいだろうか……

今朝は、時間がゆっくりと流れていく。

灯子は、キッチンに立つと、お気に入りの茶葉でミルクティーを作った。

まだ、すやすやと眠りの中にいる主の寝顔を見ながら、灯子はミルクティーを飲んでいる。

『お疲れよね、心も身体も。ゆっくりおやすみになって、琢磨さん。』




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