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『うぅ』としか鳴けない
第26章 履き違えの被虐
何を言っても、やっても、『嫌』と言わない優美を面白がる雅治が、優美の後に付いて行かない筈もなく。
人通りのそこそこある辺り…
特別区だから、こういう光景は珍しくないのだが、優美は、とりわけ視線を集めていた。
肌寒いこの季節に、ショートコートに生足。
縄が掛かっているのも一目瞭然。
どうしたって目につく。
『あひーっ!!』
優美の奇妙な叫びに、一斉に注目の的。
遠隔操作のスイッチが入り、優美は一気に上り詰める。
ピンヒールの足元は覚束なく、それでも仕事に行くために、電車に乗り遅れるわけには行かなかった。
『あふ〜ん…あぅっ、あぅっ、んひぃ…ひぃ…』
喘ぎながら改札まで行くと、
『一号車に乗ってください。』
冷ややかな声を掛けたのは、駅員さんだった。
人通りのそこそこある辺り…
特別区だから、こういう光景は珍しくないのだが、優美は、とりわけ視線を集めていた。
肌寒いこの季節に、ショートコートに生足。
縄が掛かっているのも一目瞭然。
どうしたって目につく。
『あひーっ!!』
優美の奇妙な叫びに、一斉に注目の的。
遠隔操作のスイッチが入り、優美は一気に上り詰める。
ピンヒールの足元は覚束なく、それでも仕事に行くために、電車に乗り遅れるわけには行かなかった。
『あふ〜ん…あぅっ、あぅっ、んひぃ…ひぃ…』
喘ぎながら改札まで行くと、
『一号車に乗ってください。』
冷ややかな声を掛けたのは、駅員さんだった。