パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第26章 履き違えの被虐

『ﾌｯ…ここまでくると、変態だな…あいつ。』

職場で、どんな淫らに乱れるか、楽しみだな。雅治の思いは、既にＳとは言い難く、変態行為を楽しむ変質者である。


職場へ向かう優美もまた、雅治から、されるであろうお仕置きに、思いを馳せている。


間違ったＳＭの解釈と、加虐と被虐の行き過ぎが招いた結果が、このような行動にあらわれた典型だった。


職場に着くと、挨拶をし、賄いメニューと人数が書かれた紙が渡された。


『特別区民でＭなんだね？』

『はい…』

『まあ、いろいろと主殿から指示が出てるのでしょうが、ここの人間と会社に差し障りのないように頼むよ。』

『はい。今日から５日間、よろしくお願いします。』