この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
『うぅ』としか鳴けない
第4章 美しき奴隷
灯子が戸惑うかと、危惧したのは取り越し苦労に終わり、のびのびと素の灯子を見せている。
『灯子はやっぱり、根っからのお嬢様なんだな。』
『自分がお嬢様だなんて思ったことはないわ。お嬢様の様に演じてきただけだわ。両親を安心させるためだけに…』
『淋しいか?灯子。』
『いいえ、淋しいことはないわ。私、御主人様と、こうしていることがとっても幸せなのよ。』
『俺は、傲慢な男だぞ?鬼畜にもなる。』
『構わないわ!、いえ、そういう御主人様だから、私は御主人様をお慕いし、尊敬申し上げ、ついていきたいと思うのだわ。』
『俺には理解しがたいが、まあ、そう言われて悪い気はしないな(笑)』
方向転換したのは正解だな…。
主は そう思っていた。事実、大正解だった。
『灯子はやっぱり、根っからのお嬢様なんだな。』
『自分がお嬢様だなんて思ったことはないわ。お嬢様の様に演じてきただけだわ。両親を安心させるためだけに…』
『淋しいか?灯子。』
『いいえ、淋しいことはないわ。私、御主人様と、こうしていることがとっても幸せなのよ。』
『俺は、傲慢な男だぞ?鬼畜にもなる。』
『構わないわ!、いえ、そういう御主人様だから、私は御主人様をお慕いし、尊敬申し上げ、ついていきたいと思うのだわ。』
『俺には理解しがたいが、まあ、そう言われて悪い気はしないな(笑)』
方向転換したのは正解だな…。
主は そう思っていた。事実、大正解だった。