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妄想♥赤ずきん
第1章 妄想♥赤ずきん

あるところに○○という、可愛い女の子がいました。


いつも赤ずきんを被っているため、町に出ると皆から赤ずきんちゃんと呼ばれていました。



これは赤ずきんちゃんが年頃になったある日のこと…



○○「ん~…私って、いつまでたっても子供みたい」



18才になった今も、赤ずきんちゃんの外見は子供の時からあまり変わりませんでした。


でも、それがまた可愛らしいのです。



母「○○ー、ちょっとお婆さんのお見舞いに行ってきてほしいの」


○○「わかった~」


母「でも気をつけてね。森には怖い狼男がいるらしいから」


○○「そんなの噂でしょ、今まで見たことないもん」


母「噂でも、もし会ったら大変よ?」


○○「うんうん。気をつけるねー」



たびたびお母さんから言われて、耳にタコができそうな赤ずきんちゃん。



パンとぶどう酒を持って、お婆さんのお見舞いに出かけました。



○○「えーと…お婆さんの家はこっちのほうかな」



お昼の森は鳥の鳴き声が聞こえ自然のぬくもりがよくわかります。



しばらく森を歩いていると、赤ずきんちゃんは綺麗なお花畑をみつけました。



○○「わぁ…」
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