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電池切れ
第7章 42歳・・ルール違反
この夜、
私ははじめて罪の意識を感じた。
・・今夜、心まで悟に傾いている・・だめだよ
これ以上は・・体だけにしないと・・
今までとは違う癒しを求めてしまったことは
私達の関係にはふさわしくない事・・
「今夜はありがとう。もう違反しないから。
次の同窓会まで・・楽しみに待ってるね」
きっぱりとした言い様に、悟のほうがさみしそうな表情を見せた。
でもすぐに思い直したように、フッと息を吐いてから
私に微笑んだ。
「ああ、次に会う時をオレも楽しみにしてるよ。その頃は
すっかり中年だろうけどな」
顔を見合わせて笑いあった。
最後をこんなふうに笑って別れるのも
はじめてかもしれない。
私と悟・・
世間から非難されるような関係だけど、
これがいちばん私達らしい友情。
いつまでも・・
続けられると思っていた・・
私ははじめて罪の意識を感じた。
・・今夜、心まで悟に傾いている・・だめだよ
これ以上は・・体だけにしないと・・
今までとは違う癒しを求めてしまったことは
私達の関係にはふさわしくない事・・
「今夜はありがとう。もう違反しないから。
次の同窓会まで・・楽しみに待ってるね」
きっぱりとした言い様に、悟のほうがさみしそうな表情を見せた。
でもすぐに思い直したように、フッと息を吐いてから
私に微笑んだ。
「ああ、次に会う時をオレも楽しみにしてるよ。その頃は
すっかり中年だろうけどな」
顔を見合わせて笑いあった。
最後をこんなふうに笑って別れるのも
はじめてかもしれない。
私と悟・・
世間から非難されるような関係だけど、
これがいちばん私達らしい友情。
いつまでも・・
続けられると思っていた・・