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レズレズ
第1章 あおい
つゆは小陰茎の間に溜まり、 括約筋を開け閉めすると冷たくなったそれが、湖の水面のように揺れるのが分かる。

波は肛門まで押し寄せ、滴り、綿の布に染みを作った。

熱くなった目頭から、油のような潤いが満ち、目袋に艶を与えた。

あおいは裕子を見つめる。

その視線はある事を訴えかける。

裕子は、それが何なのか分かったように、ゆっくりと確かな瞬きをし、太腿を撫でた手を下ろした。

裕子は纏ったブラウスに手をかけ、首の部分にある大きなリボンを解いた。

あおいはその光景を見ながら、熱くなった口の中に溢れる唾を、乾いた喉へ流し込んだ。

ブラウスは見るからに上品で高級、それでいて慎ましい雰囲気が、とても裕子に似合っていた。

小さなボタンを、長く美しい指で、上から一つ一つ開いていく。

あおいは裕子の美しい所作も好きだった。

筋肉質なむさ苦しい男ならばこうはいかない。

シャツを力任せにビリビリに破き、引きちぎれたボタンはあちらこちらへ飛び散り、あおいの頭部へと勢いよくぶつかりバウンドし、窓ガラスを割りかねない。

もちろんそれはあおいの想像だ。

しかし、裕子にはそんな気配は一ミリも感じられ無い。

男のように、飢えを力任せに解決しようとはしない。

そこには、細やかな気遣いと、配慮が窺える。

無理矢理に何かをなそうとする人物ではないのだ。

控えめで静かな物腰は、そのまま裕子をかたどっていた。

裕子の動作一つ一つには裕子の内面が現れていた。

そこには傲慢さや厚かましさなどは微塵も感じられない。

中頃まで開かれると、中から白いブラジャーが露わになっていった。

シンプルで事務的な形をしたブラジャーは、生地がとても柔らかそうだった。

ツンと上向きの胸の一番高い所には、乳首の形がうっすらと小さな影を作っている。

ブラウスはの前は完全にはだけ、花びらが落ちる瞬間のように、するりと裕子の肩を抜け落ちた。

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