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第7章 不良女子奈津美の啖呵-後編2/2-

「なんで俺が！？」

「他校の生徒とのケンカは一発退学よ。生徒会の権限で決めたわ」

「ナ、ナオは関係ない！」

ここで奈津美ちゃんのフォローが入るが…
残念ながら効果はないだろう…


「尚樹！親友として俺は貴公を救いたい…」

強志が言う。

「どういうことだ？」

「校内に侵入した海老原を捕まえてこい！そうすりゃあ奈津美ちゃんは停学、貴公はお咎めなしにしてやる」


「このアバズレは単位が足んねーけどなッ」

続けて、由紀が言い放った。

由紀は美人だが、ヒステリーの女王とか発狂とか陰で言われている。