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第7章 不良女子奈津美の啖呵-後編2/2-

「帝国陸軍の徴兵は…」

「尚樹…奈津美ちゃんがこのナイフを持って風紀委員らをぶっ叩いた。
相手の方が強くても…それをわかってても…守る者のために戦わなきゃいけないだろう。
残念だよ…抑止とはな」

強志は俺の足元にメタルエッジを投げ捨てた。


「奈津美ちゃんは退学にする。でも、俺を倒せたら…今回の騒ぎは全て無かったことにしてやる」

「なんだと？」


「俺を倒せたら、今回の不良ども全員の退学は取り消してやる」

「た、戦う理由はない！」

「じゃあ、海老原をここへ連行してこい」


「…断る」