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バックヤードの誘惑
第3章 だって・・
10ヶ月ぶりにこじ開けられると、
痛みが体の中心から末端にむかって走り出す。
唸り声をあげそうになり自分で口を押えた美佐江をしっかりと抱え込み、
奥深くまで自身を入れ込んだ。
収めきると和樹もかすかに声を漏らした。
「このフィット感・・たまんないよぉ・・」
荒い呼吸を繰り返しながら
和樹は体を上下させ突き上げる。
美佐江の体はいやでもその動きにリズムを合わせる。
それは・・承諾を意味している。
夫以外の男に身をゆだね快感を得るということを。
それよりも・・
待ち望んでいた喜びを得られたという
勝利にも似た気持ちを感じていた。
しだいにスピードを上げる和樹の動きと
彼の滑り込ませた指が作り出す刺激・・
ギリギリのところでとどまっていた体がガクンと大きく弾ける。
イクな・・
感じ取った和樹の腰が激しく動くと
まず美佐江が声をあげ、
立て続けに和樹が声をあげた。
2人そろって、
頂点に登りつめることができた瞬間だった。