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バックヤードの誘惑
第6章 深く・・深く・・ハマっていく・・



ベッドに横たわり

切なげに見上げる美佐江の眼差しに、

和樹は表情をくずした。

顔から胸、そして視線は下へ下へと動いていく。

じりじりとしたその目つきに、美佐江は顔をそむけた。


いつまで見てるの?はずかしい・・


「こうやってじっくり見ると・・

 38にしちゃあイイ体してるよなぁ。

 こんな体をほっといちゃダメだよ、旦那。

 だからオレに慰めてくれって、せがんじゃうんだよ」



ここまで言われるとさすがに言い返したい。



「せがんでなんかいません!

 いつあたしがそんなこと・・社長が無理やりに・・!」



美佐江は声をとがらせた。

その威勢のよさに肩をすくめた和樹だったが、

鼻先で笑いながら美佐江の上に馬乗りにまたがった。



「ほら・・そういう気の強いとこ・・

 征服したくなるんだよ。

 そういう女が裏返った喘ぎ声上げて欲しがるとこ見ると・・

 何度でもイケそうなくらい感じちゃうよ・・」







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