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バックヤードの誘惑
第6章 深く・・深く・・ハマっていく・・



両腕をベッドに押さえつけて自由を奪ってから

和樹の舌は美佐江を黙らせた。

悔しくて、首を振り男の唇から的を外そうとしたが、

手がいつの間にか乳房を揉みしだいていることに気を取られ

スーッと落ちていくように唇を合わせ、

愛撫に下半身を湿らせた。


素直になりなよ・・


耳元で薄く聞こえたその言葉に、

美佐江の体は軽くなっていく。

自分勝手な事ばかり言う和樹にイラつくけど・・

彼の慰めは100%あたしを満足させてくれる・・

めちゃくちゃ感じる・・



「そうそう、そうやって欲しがりなよ・・

 かわいいよ、美佐江・・」



頭の中はからっぽになり、なにをしているのか

よくわからないくらい朦朧とした中で、

すでに美佐江の唇は和樹の欲望を含んでいた。


何も考えることなく、

自然と舌は舐めまわし、

変則的な刺激を与えるとますます大きく膨らんでいく。


すっげえ・・


和樹の声が聞こえた。


もう・・プライドなんてズタズタに踏みつぶされた。

かわいくて素敵だと思っていた男に

強引に体を開かれ、いじりまわされた。


もっと抵抗すればよかった。

もっと怒ればよかった。

でもそうできなかった、いや、しなかったのは・・

自分の中でそれを望んでいたからなのではないだろうか・・


またしても美佐江の中で何かがはじける音がした。

もう情けないとか悔しいだとか、考えるのをやめた。

裸になっておいていまさら何を考える必要があるのだろう。

開き直りとしか言いようがないけれど、それでもいい。

今はこの体をたっぷりとかわいがってもらいたい・・



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