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バックヤードの誘惑
第6章 深く・・深く・・ハマっていく・・
「・・あたしのも・・舐めて・・」
とうとうその言葉を自ら口にした。降参・・
両手を上げ、
体ごと持ってってくれ・・そう言わんばかりに
和樹にしがみついた。
悲鳴にも似た歓喜の声をあげたケダモノは、
美佐江の両足をしっかりと開き押え、
すでに十分な湿り気をおびた泉の中をしゃぶり始める。
音をたててあふれかえる蜜が、
和樹の舌にたっぷりとまとわりつく。
男の喉の奥から漏れ出る卑猥な息遣い。
女の唇から奏でられる絶頂を表す喘ぎ声。
もう何が起こってもいい・・
そんな心の準備も整った時、
和樹のはじけそうな欲望が
美佐江の中に突進してきた。
大きく開いた足のおかげで奥底までしっかりと収められ
おかげで心だけでなく体もはじけることができた。
甲高い声をあげる・・
しっかりと和樹の背中を掴んで一緒に揺れる。
もっと、もっと・・
しだいに揺れは大きくなり、
そして美佐江の声も大きくなると
最後はつんざくような声をあげて・・男の一撃を受け止めた。
和樹は美佐江の上に体を落とし、大きな呼吸を何度も繰り返した。
美佐江の中から引き抜くと、半分取れかかったコンドームが
蜜で光っているのが見えた。
気持ちよかった・・
ゴムを外してティッシュに包みごみ箱に捨てると、
美佐江の体をその胸に引き寄せた。
「おまえ・・眼だけじゃなくて体も・・
欲しくてしょうがないんだなぁ・・
あ~ほんと、いい人採用したぜ。
オレの人を・・いやいや女を見る目は完璧ってわけだ!」
・・なんだよコイツ・・何のためのパートなんだよ・・
一応怒りを表す言葉を頭の中でつぶやいたが、
体は和樹から離れない。
その腕に抱かれたまま、快感の余韻に浸っている。
「あたし・・みっともない女なのかな・・」
和樹の胸に頬をこすり付けると、
待ち望んでいた優しい手がゆっくりと髪を撫でた。
「そんなことないよ。素直でいい女ってことだよ。
オレを喜ばせる、すっごくいい女・・」
あまりにやわらかい声に顔を向けると、
普段の穏やかで素敵なオーナーの眼差しが見えた。
なんだか気を失いそうなほど・・
体が揺れた気がした・・