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『先生』
第3章 20歳
20歳―――

先生の顔を見ていたら5年前の私の
エッチな妄想を思い出して恥ずかしくなった。

「田島!・・・ってここでは田島先生って呼ばなきゃな~」
「えっあ!先生、ですか?」
「そうだよ。先生だろ?田島先生?」

そういうとニヤリと笑って私の頭をポンとたたいた。

「田島先生は20歳になったの?」
「はい。ハタチです」

「お!俺の生徒が20歳になったか~!
お祝いにご飯食べに行こうぜ!この後、もう空いてるんだろ?」

職員室に一緒に歩きながら
なんと佐瀬先生に夕飯に誘われてしまった。

これって・・・

5年前の妄想の続き?

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