この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
若社長と秘書子の攻防
第2章 セカンドラウンド



「社長……? 雲行きがなにやら怪しいようですので、本日はここまでということで……」


 死の恐怖を切実に覚えた私は、薄ら笑いを浮かべて申し上げてみる。


「なにを馬鹿なことを。雲一つない晴天だ」


 ですよね。そうですよね。


 夏の天気が変わりやすくとも、今日は終日晴れの予報でした。天気で誤魔化そうだなんて浅はか極まりない行為でしたとも。


 重々承知はしていましたが、悪あがきでもしなければ正気を保っていられない乙女……処女心をどうにか解ってくださいよ!!


「コンドームも準備してある。なにも問題ない」


 大ありです! 特にその大きさが!!


「最初だからできるだけ早く済ませるようにはする。最初だからな」


「2回言わなくて結構です!!」


「そうか、ならはじめてもいいな?」


「一応お伺いしますが……よくないと申し上げたらやめては……?」


「キミは男がこの状態で放置されるのが、どれほど辛いか解っていないのか」


「……」


 申し訳ありませんが解りかねます、とは言えませんね。雰囲気的に。


 腹を括るしかないようです。この場合は腹を捌かれる覚悟ですかね。






.
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ