この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第9章 天然娘は計算できない!?

「はわわっ!!川端先輩ぃ!?」
「...ども...」

なんで驚いてんの?お前が呼んだんだろ!!
覚えているだろうか、先日公園で出会った天然娘の事を...ちなみにポエムの事は忘れて欲しい。
迷子の妹の杏子を助けた(?)お礼をすると言っていた薫は、とある平日の放課後に俺を家に呼び出したのだった。

「ささっ、狭苦しい所ですがお構い無く」
「...お邪魔します」

なんか普通に家にあがらせて貰えたんだが、OKって意味で良いのかな。でもコイツ天然だからなぁ...
薫は無人の廊下を歩き、襖を開けると俺を部屋に通した。
どうやら薫の部屋のようで、本棚が三つも有り、中心にちゃぶ台、敷き布団に勉強机の和風な部屋だった。
畳の部屋かぁ...なんか良いな...
予想通り...都合の良い事に、薫以外誰もいないらしい。

「渡崎さんって漫画めちゃくちゃ持ってんな。さすが漫研」
「いやいやぁ、先輩も興味があれば読んでも良いですよ?あっ!!後薫で構いませんから」
「じゃあ...薫で」
「はい...えーと...あっ!!お茶を持って来るので待っててください」

薫が何かを思い出したように部屋を出てしまったので、ちゃぶ台に座って待つ事にする。
てかなんでちゃぶ台にタオル置いて有るんだろ?布団も畳んで無いし...枕元にティッシュ置いて有るし...薫は以外とやる気なのか....
久しぶりの畳の感触に「ほあー」とか言いながら大人しく待っていると、トレイに湯飲みを置いて戻った薫が、何故かまた考えるような素振りをして俺の元に歩み寄った。
/142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ