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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第11章 濡れ濡れのお勉強会!?

「おぉ...」

初めて生で見た大人の玩具に感嘆の声を上げ、掴み取ってみた。
棒状のバイブにピンクローター...先生も長い間彼氏がいないらしいが、欲求不満にもなるんだなぁ...人間だもの。

「お待たせ...えっ!!ちょっと川端君!?」

あっ、普通に観察してた。
戻って来た美咲は紅茶のカップが乗ったトレイをテーブルに置いて、慌てて俺が持っているローターを奪おうと手を伸ばす。
しかしそんな事をされたらヒョイッと回避してしまうじゃん?
更に手を伸ばす美咲を抱き止めると、美咲はもぞもぞと抵抗するので強めに抑え込んだ。

「駄目ぇ!!なんで...勝手に...」
「へぇ...先生もこんなの使うんですね」

意地悪な口調で言うと美咲は耳まで真っ赤にして俯いた。
手探りでスイッチを入れるとローターはブブブッと振動し、美咲は驚いたように顔を上げる。

「嫌ッ....駄目よ....やぁッ...」

スカートに手を突っ込み、強引にローターを股に当てると、美咲はビクンと跳ねる。
相変わらずかなりの敏感で、スタンガンを当てたくらいのリアクションだ。
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