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俺もう鈍感のフリ辞めるわ
第3章 ツンデレ娘は好きですか?

「ちょっと待ちなさいっ」

ツンデレという物を御存知だろうか?
細かい定義は有るが一般的には「普段はツンツンしてるけどたまにデレデレする女」という解釈でだいたい合ってるだろう。
一部では壮絶な人気を誇っているが我輩はツンデレが苦手である。
どうせデレるなら最初からツンツンする必要性が皆無だし、照れ隠しと解っていても過剰にツンツンされるとイラッとする。
ギャップとかも重要なんだろう。俺もギャップには熱い物を感じるが、ツンデレの場合は別だ。
なんで落として上げるの?どうせなら上げて上げろよ!!

「ちょっと!!アンタよ、アンタ!!」

それに比べて凛子の素直さは何と良い事か...めでたく処女を喪失した凛子は、これからどんどん俺好みのプレイを覚えてくれるだろう。
凛子とはクラスが別で、毎日一緒に下校するわけじゃない。校門辺りで互いの姿を見つければ、なんとなく一緒に下校するスタイルだ。
今日凛子がいたらそのまま家までお邪魔しようかなぁ...
昨日の初体験の思い出で夜はあまり眠れなかったが、今日に備えてオナニーは我慢してたから既に溜まってるわ。

「無視してんじゃないわよ!!」

その時、意識から強引に切り離していた人物が、俺の背中を叩いた。
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