この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第20章 《巻の弐―予期せぬ客人―》
 けして根は悪い人間ではないのだけれど、とりつく島がないというのか、気難しげな外見で随分と損をしているのではないかと、泉水はいつもそんな風に見ていた。
 泰雅もまた肉親の縁(えにし)は薄い生い立ちである。父泰久とは十二歳で死別、その幼さで家督を継いだ。母景容院は今もって健在ではあるが、泰久逝去と同時に屋敷を出て、今は隠居所として新たに建てた別邸で暮らしている。つまり、泰雅は十二歳で両親と離れたことになる。父とは死別、母親は健在でありながら離れ暮らさなければならなくなった。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ