この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第24章 《巻の弐―夢を売る男―》
 そう、この子は、この泣いている女の子こそが泉水の夢の中に夜毎現れた子どもだった。夢の中で女の子はけして顔を上げず、ただ泣いているだけであった。ゆえに、その子の顔を見たわけではない。ないが、雰囲気、年恰好、更に身に纏う着物などには確かに見憶えがある。まさしく、あの夢の中で見続け、今や現実に見たにも劣らないほど鮮烈な記憶と化したものばかりだ。
 間違いない、この子は、あの夢の中の子どもだ。泉水はそう確信した。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ