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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第30章 《巻の弐―決別―》
 泉水が失跡したことを知れば、泰雅は激怒し、まず逃走を手伝ったとして疑われるのは時橋である。当然、そのゆく方について厳しく詮議されるだろう。しかし、泉水のゆく先を知ることがなければ、応えようもない。聡明な泉水はそこまで考え抜いた上で、時橋に黙って、いなくなったのだ。
 時橋は、静かに涙を流し続けた。
―姫さま、姫さまは今いずこに。
 だが、時橋の叫びは泉水には届かない。
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