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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第30章 《巻の弐―決別―》
 が、すぐに泉水は思い直した。死んでも良いと、それだけの覚悟を持って出てゆくのだ。たとえ、これから先、どこで倒れ伏そうと、儚くなろうと、それならそれで良い、それが自分の運命なのだから。
 ここではないどこかなら、どこだって良い。
「ここではない、どこか遠くへ―」
 泉水は呟いた。
 眼の前に真っすぐに伸びた一本道に最初の一歩を踏み出した。神無月の半ばを過ぎた、ある朝のことであった。
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