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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第32章 《巻の四―散(ちる)紅葉(もみじ)―》
 その日は、月の冴え返る夜になった。湯殿の小さな窓から見える空は四角に切り取られていたが、銀色に輝く十六夜の月だけは、はっきりと眼にすることができた。
 泉水は小さな湯舟の中で手脚を伸ばす。そろそろ寒さが本格的になってきた。そのせいか、こうやって一日の終わりに温かな湯に浸かるひとときが一日で最も心安らげるような気がする。
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