この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第34章 《巻の壱―山茶花の寺―》
 そう言って手を付いた泉水を、静かなまなざしで見つめていた。
―そなたの名は何と申すのですか?
 問われたことといえば、たった一つ―名を問われたくらいのものだったろう。
 泉水はその時、少し躊躇った。ひたと注がれる光照のまなざしは労りに満ちていて、けして厳しいものではなかったけれど、わずかな嘘でさえ見透かされてしまいそうな鋭さもまた秘めていたのだ。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ