この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第36章 《巻の参―杏子の樹の傍で―》
 泉水は、時橋の胸に顔を押しつけて泣きじゃくる。
「私もお逢いしとうございましたよ、姫さま」
 時橋の声もかすかに震えていた。
「ごめんなさい、時橋、勝手に私が屋敷を飛び出してしまったせいで、そなたが泰雅さまからお咎めを受けているのではないかと心配していたの。辛い想いをさせてしまっているのではないかと、それだけが気がかりだった」
 泣きながら言うと、時橋は淡く微笑した。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ