この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第4章 《参の巻―囚われた蝶―》
 祐次郎は後嗣のおらぬ槇野家に婿養子に入るはずであった。白い頬を紅潮させて、少し眩しげに泉水を見つめながらそう言った。あの時、祐次郎は十三歳、亡くなる前年のことであった。その頃、急に身の丈も伸び、線が細いなりに少年らしくなってきたように記憶している。
「泉水にとって、祐次郎どのの想い出は大切なものなのだな。亡くなって久しいというに、いまだにそなたにそのような表情をさせるとは、何だか、少々妬ける」
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ