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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第36章 《巻の参―杏子の樹の傍で―》
 夜が更けて、月は沈み、星々も消える。まもなく、東の空が白んでくるだろうという時刻、産室から元気な赤子の泣き声が響き渡った。
「姫さま、よくお頑張りになられましたね、ご立派な若君さまですよ」
 時橋がそっと声をかけると、泉水はうっすらと微笑む。時橋は生みの苦しみに一晩中耐え抜いた泉水の乱れた髪をそっと撫でた。額に浮いた大粒の汗を手拭いで拭いてやる。
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