この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第41章 《巻の四―岐路(みち)―》
 泉水は懸命に走った。少しでも立ち止まれば、泰雅が追いかけてくるような気がして、走りに走った。長い石段も駆け上がり、漸く山門が見えてきたときには安堵の涙が湧いた。走り続けたため、寺に着いた時、荒い息を吐いていた。それでも、何とか窮地を逃れ得たのだと思えば、身体中の力が一挙に抜け出るようで、山門をくぐるなり、へなへなとその場にくずおれた。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ