この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第44章 《巻の弐―反旗―》
 寝所の前で河嶋が止まる。
「失礼致しまする」
 と頭を下げ、寝衣の上から軽く泉水の身体に触れ、しまいに髪にも触れる。これは当主と二人きりになる寝室で女が万が一、刃物などを持ち出さぬとも限らぬための用心であった。頭髪を確かめるのは、簪や笄が武器になり得ることを考慮してであった。これまで河嶋は正室である泉水に遠慮して、この身体検査をすることはなく過ぎていたのだが、流石にここ最近の泉水の動向を警戒しているらしい。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ