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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第6章 《巻の壱》
 その半月後のことである。
 既に夜も更けて、江戸の町は眠りの底に沈んでいる時分である。
 泉水の居室で、泉水は慌ただしく出かけようとする良人の着替えを手伝っていた。羽織をそっと背後から着せかけると、泰雅は背を向けたままで言った。
「今夜は遅くなると思うゆえ、そちは先に寝んでいなさい」
 泉水は不安げに泰雅を見つめた。むろん、背を向けている泰雅には、妻のそんな貌は見えない。
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