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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第48章 《巻の壱―涙―》
 普段は神主もいないそこは、神社というよりは祠と言った方がふさわしい。申し訳程度の敷地に小さな御堂がひっそりと佇んでいるだけで、捨て子がよくそこに捨てられていることから付近では〝捨て子稲荷〟と呼ばれている。実際に、この長屋でも子のおらぬ夫婦がそこに捨てられていた赤子を拾って育てている例もあった。
 たまに神主が来て、賽銭を回収し、新しいお札や守袋を置いてゆく。詣でた者も定められた銭を賽銭箱に落とし、お守りやお札を持ち帰るといった案配であった。
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