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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
「私が母だとよくお判りになられましたね」
 泉水が優しく言うと、黎次郎は、はにかんだような笑みを浮かべた。
「母上が屋敷にお戻りになられているのは存じておりました。ただ―」
 そこで黎次郎はふっと口をつぐみ、視線を泳がせた。泉水は微笑んだ。
「言いたくないことならば、無理に言わなくても良いのですよ」
「いえ!」
 黎次郎は少しムキになったように叫び、首を振った。
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