この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
「若君さまー、黎次郎さまー」
 呼び声は依然として続いている。大方、脇坂ら守役や近習が庭で遊んで急に姿を消した黎次郎を探し回っているに相違ない。大切な世継の若君に何かあったら、それこそ一大事だ。目下のところ、黎次郎は泰雅のたった一人の子である。 
「まあ、大変。守役たちが心配して、探しているようですよ」
 泉水は眼を見開いた。呼び声は次第に近くなってくる。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ