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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
 泉水が黎次郎に必要以上に逢おうとしないのは、その復讐の決意が鈍るのを避けるためだ。あの子の顔を見ていれば、あの子そっくりの顔をしたあの子の父親の生命を奪うことに躊躇いを憶えるだろう。
 本懐を果たすまでは、心を揺るがしてはならない。一途にそう思い定めているのだ。
 秋の訪れを感じさせる風が身の傍を吹き抜けてゆく。長月も半ばを過ぎようとする朝のことであった。
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