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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第49章 《巻の弐―哀しみの果て―》
 泉水は蝶に導かれ、廊下をすべるように歩いた。蝶が止まった。忙しなく羽根を動かし、泉水を差し招く。朧な月が投げかける光が、蝶を夜陰に浮かび上がらせる。繊細な模様で飾られた羽根を彩るのは鮮やかな蒼、その蒼い蝶が羽根を動かす度、銀の粉がまるで銀砂子を撒くように辺り一面にパッと散り、舞う。
 この世の生きものとは思えぬほど、禍々しいほどに美しき蝶である。
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