この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第50章 《巻の参―臥待月の夜―》
 泰雅がつと空を振り仰ぐ。
 藍色の天に、眼(まなこ)にも似た月が掛かっている。
「いかにも、ここでは明るすぎるか。恥ずかしがり屋の泉水らしいの」
 泰雅は早くも眦を下げ、卑猥な笑みを浮かべている。泰雅が部屋の障子を閉める。
 泉水は泰雅に軽々と抱え上げられた。泰雅はそのまま大股で部屋を横切り、次の間に続く襖を無造作に開ける。開け放った襖の向こうに、艶めかしい夜具が整然と並んでいた。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ