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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第50章 《巻の参―臥待月の夜―》
 何度か膚を合わせた後、泰雅は他愛なく眠りに落ちる。泉水は泰雅が熟睡状態になるまで、ずっと傍らで横たわったまま刻を費やした。
 一刻余り経った頃、そろりと身を起こす。
 あらかじめ褥の下に隠していた懐剣と守り袋を取り出した。裸のままの身体にひんやりとした夜気がまとわりつく。夜着をさっと羽織ると手早く帯を締め、守袋を懐に押し込む。
 泉水は覚悟を秘め、つと振り向いた。
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