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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 だが、これで十分だった。泉水は、それからどうやって自分の部屋まで戻ってきたのか全く憶えてはいなかった。ただ、腰元たちが話を終えて再び歩き出し、角の向こうへと消えてしまうまで、息を殺して茂みに隠れていたことだけは憶えている。後は、まるで雲の上を歩くようなふわふわとした覚束ない感覚で歩いていたような気がする。
 我に返ったときは、乳母の時橋の腕の中で泣きじゃくっていた。
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