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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第55章 第一話 【春雷】
 これまで逢ったときには、いつも誰かが同席していた。大抵、祐次郎は父定利と共に訪れ、そのまま客間に通される。泉水もまた父源太夫と共に二人を迎え、四人は一刻余り歓談して―というより、正確には専ら喋るのは父親同士だけで、若い二人はただ大人たちの話に耳を傾けるのみであった―再び時間が来ると、定利と祐次郎は帰ってゆく。
 ゆえに、実質的に話をするのは、これが本当に初めてのようなものだった。
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