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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第57章 《壱》
 漸く火がおさまった後、家は全焼していた。夜が白々と明けようとする時刻、まだ残り火がくすぶり、白い煙を上げている焼け跡から無惨にも黒焦げになった両親の亡骸が見つかった。まるで悪い夢を見ているように茫然とした心持ちで焼け跡に佇んでいたのを、つい昨日のことのように記憶している。
 父も母もどちらがどちらか判別のつかぬほどで、人の形を辛うじてとどめた真っ黒な炭と化していた。
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