この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第57章 《壱》
 結局、維助は女の作ったという、だし巻き卵を食べることになった。それは、女の笑顔のように、ふんわりとやわらかく、ほんの少し甘かった。そのだし巻き卵を食べている中に、どうしてか、維助は泣けてきた。
―全っく、今日の俺はどうかしてるぜ。
 そう思いながらも、維助はポロポロと涙を零しながら、その美味しいだし巻き卵を食べていた。維助の亡くなった母親はけして料理は上手くはなかったけれど、女の作ったというだし巻き卵は、何故か母の優しかった笑顔を思い出させたのだ。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ