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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第57章 《壱》
 日毎に短くなってゆく秋の陽が今にも沈もうとしている。いつしか茜色に染まっていた外の景色が淡い宵闇の底に沈もうとしていた。漸く簪が完成したことで、維助の中で張りつめていたものがプツンと切れたようだった。維助はこれでもう何度めになるか判らぬ溜息を洩らし、立ち上がった。しばらく狭い部屋の内をうろうろと所在なげに歩き回った後、再び座り込んだ。
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