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蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第57章 《壱》
 実に一枚一枚の花びらまでもが精緻に表現されている。桔梗の花の上に置いた露は秋の陽光に照らされれば、きらきらと輝きそうだ。まさに、名人の手になる細工と言っても過言ではなかった。更に細部にまでこだわった繊細な細工であるにも拘わらず、これを作り上げた職人の気迫が伝わってくる。
 維助は陽光の中、様々な角度からしげしげと己れの作り上げた細工を眺めた。満足とはいえないまでも、今の自分のすべてを注いだ渾身のものではできた。そう思い、改めて吐息をつく。
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