この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第7章 《巻の弐》
 もっとも、父源太夫が美雪を側室としたのは、正室である泉水の母が亡くなって九年という歳月が経っており、後にも先にも父のお手つきの女は美雪一人で、その美雪とは今年の秋、祝言を挙げることになっている。女狂いとまで囁かれる泰雅の乱行とは少し違うだろう。
「お方さま」
 時橋が声をかけると、泉水が微笑した。
「そうじゃ、時橋。庭の、中庭の紫陽花の花を少し伐ってきては貰えまいか」
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ