この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蝶は愛されて夢を見る~私の最愛へ~
第58章 《弐》
 珍しく表情を曇らせるのに、維助はふと思いついて懐から小さな包みを取り出す。
「おっ、そうだ。肝心なものを手渡すのを忘れてたぜ。おせんさん、良かったら、これを使ってみてくれねえか」
 おせんが布切れにくるんだ包みを不思議そうに見ている。維助は包みを開くと、小さな簪をそっと差し出した。
 真昼の陽光を受けて、寄り添い合うように咲いた萩と桔梗の花が燦然と煌めく。
/3368ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ